先日、「宮城県立聴覚支援学校」でパフォーマンス&体験会を行ったときのこと。
終演後の振り返りで、先生に「子どもたちは家に帰って、お母さんと一緒に日記を書くんですよ」と教えていただきました。
参加してくれたのは、聴覚支援学校幼稚部の耳の聞こえにくいお子さんと、そのお母さんたち。
流している音楽やMCは聞こえなくても、目で楽しめるジャグリングやクラウンパフォーマンスに、集中し、目を輝かせて楽しんでくれました。
イスや机がアゴにのる様子にビックリしたり、ボールや皿回し体験に一生懸命挑戦したり。
普段はなかなかできない体験を、たくさんしていただけたと思います。
家に帰って、その日の様子をお母さんと一緒に日記にする。
日記を書くことを通して、「ことば」を習得していくのだそうです。
というのも、耳が聞こえる場合は、親の日常会話を耳にして母語を習得していくことができます。
しかし、耳が聞こえない子どもの場合、会話からことばを学ぶことができません。
そのために、お母さんと一緒に「書く」ことを通して、新しい言葉を学んでいくそうです。
そして、この時に大事なのが、お母さんと一緒に取り組んだ「たくさんの体験」。
新しいこと、難しいこと、面白いこと、ビックリしたこと。
様々な体験を通して、お母さんと共有することで、どんどん言葉の習得が進むそうです。
そのために、学校でも親御さんと一緒に参加する行事をたくさん用意しているとのこと。
そんな素敵な体験と学びの機会になれて、とても嬉しく思いました。
パフォーマンスやアートに触れた体験が、子どもたちにとってかけがえのない学びになることを願っています。


