ぼたもち堂は、障害のあるお子さんが通う、特別支援学校や放課後等デイサービスでもプログラムを提供しています。
ジャグリングは一見すると難しい技術が必要と思われがちですが、実はそんなことはありません。
たしかに、ジャグリングパフォーマンスには難しい技術が必要なものもあります。プロのパフォーマーは常に練習を欠かしません。
でも、ジャグリングを「遊び」と捉えてみれば、支援が必要なお子さんでも楽しめるものがたくさんあります。
特に、柔らかいボールを使ったジャグリング遊びは、障害のある方やご高齢の方でも安全に楽しめるものがたくさんあります。
今日はそんな「誰でも楽しめるジャグリング遊び」を3つご紹介します。
①おてだマッサージ
その名の通り、柔らかいボールを使って行うマッサージです。
ジャグリングボールの適度な重さと柔らかさを使って、ウォーミングアップがてら行います。
ボールを手に持って、体のさまざまな部位を「とんとん」とやさしく叩いていきます。
肩たたきのような心地よい刺激が得られます。
最初は各自で、慣れてきたらお互いにやってあげるのも、コミュニケーションが促されて良いと思います。
感覚が過敏な方もいるので、最初は背中がやりやすいです。
②おてだま積み木
おてだまを積み木に見立てて、床にどんどん積んでいきます。
「何個積み重ねられるか?」チャレンジにすると盛り上がります。
また、たくさんのおてだまを使って、山を作るのも面白いですね。
慣れてきたら、自分の足や手、ひじ、頭などの上に積み重ねてみます。
感覚刺激が得られて、バランス感覚も鍛えられます。
③パス
お互いにおてだまをパスをすると、コミュニケーションの喜びが得られてとても楽しいです。
最初は1個からスタートして、個数を増やしたり、人数を増やしたりして難しくしていきます。
逆に、投げるのが難しい方の場合には、手渡しから始めるのも効果的です。
シンプルなおてだまやジャグリングボールだからこそ、工夫次第でいろんな遊びが発展していきます。
遊びの中で、新たなプログラムも生まれてくるかもしれません。
そんな時は、おもしろがってどんどん遊びを広げていきましょう。


