ぼたもち堂は、これまで、のべ200館以上、6,000人を超える子どもたちにジャグリングのプログラムをお届けしてきました。
子どもたちはいつも、正直で楽しい反応を返してくれます。
ワークショップを行うときには、からだをいっぱいに動かして楽しんでくれます。
その中子どもたちの中でも、特に印象に残った感想をいくつかご紹介します。
ボールの動きが噴水みたい!
4個、5個と、ボールジャグリングの個数を増やしていったときの感想です。
ボールの軌道を噴き出す水の動きに例える、その感性が素敵ですね。
実は、西洋のジャグリングでは3個以上のお手玉に名前がついています。
・いわゆる日本式のお手玉=シャワー
・奇数個の西洋式お手玉=カスケード(滝)
・偶数個の西洋式お手玉=ファウンテン(泉・噴水)
なんと!全て水の動きになぞらえたもので、しかも「噴水」という名前の技があるのです。
ジャグリングを目の前で観て、この言葉に辿りつくこと。
本当に素晴らしい感性だと思います。
努力のカタマリだと思いました
小学生の女の子の感想です。
20歳以上も離れた子どもから、こんな風に言ってもらえるとジーンとしますね。
自分では「努力した」と思ったことはないですが、もちろん練習は続けてきました。
今も毎日、歯を磨くように、ジャグリングは生活の一部として習慣になっています。
そんな日々の積み重ねが、少しでも子どもたちに届いているのかな。
そう思うと嬉しくなります。
上手くなりました!
年に一度の、文化施設でのジャグリング体験会。
ディアボロ(中国ゴマ)にハマって、半日ずっとジャグリングブースで練習していたお子さんがいました。
こんな時には、ディアボロを1個ゆずることにしています。
次の年、また同じ体験会に行くと、ディアボロを持ってその子がやってきました。
足の下、エレベーター、スティックリリース。
難しい技を次々と披露してくれました。
1年でとても上達していました。
こんな出会いがあると、自分も頑張ろうと思えます。
ジャグリングをお届けして、子どもたちが全力で楽しんでくれるととても嬉しいです。
喜びを胸に、活動を続けていきたいと思っています。


