感覚遊びの3種の神器

ぼたもち堂のコラムでは、ジャグリング発達支援に関するお役立ち情報をお届けしています!
学校、保育園、幼稚園、児童館、放デイなど、子どもと関わるお仕事の参考に。
日々の現場での活動や、プログラム作成に役立てていただければ幸いです。

ぼたもち堂の「おどるジャグリング」ワークショップは、ひとり1個のボールを使います。
乗せる・挟む・投げる・踊るといった活動を通して感覚や運動機能の発達を促していきます。
この活動で使うのは「ビーンバッグ」と呼ばれるジャグリングボールが基本です。

しかし、柔らかいジャグリングボールとはいえ、対象となるお子さんによっては重すぎたり、大きすぎたりして上手く扱えないときもあります。

年齢が低いお子さん(1〜2歳児)や、重度の知的障害、身体障害があるお子さんとの活動の場合には、状況に応じて別の道具を使います。

その道具とは、すなわち

新聞紙、トイレットペーパー、スズランテープ

この3つです。

これらの道具は、年齢の低い子どもの活動に大きく役立ちます。
なぜなら、以下のような特徴を備えているからです。

安全

柔らかくて軽いので、投げたり振り回したりしても比較的安全です。
もちろん、口に入る、首に絡むなどの危険な状態にならないように配慮は必要です。

手に入りやすい

いずれも安価で、簡単にたくさん手に入ります。
保育園などであれば常備していることも多いと思います。

感触が面白い

新聞紙はガサガサ、トイレットペーパーはふわふわ、スズランテープはシャカシャカ。
それぞれ、面白い感触を楽しむことができます。
触覚と聴覚、視覚への感覚刺激になり、統合を促します。

形が変わる

特に新聞紙がそうですが、手でいじることで様々な形に変化します。
この変化が面白く、手先の器用さや目と手の強調運動の発達を促します。

やぶける

手で簡単に、破いたりちぎったりすることができます。
子どもたちが、手を使ってものに働きかける練習をすることができます。

このように、感覚遊びに適した特徴をたくさん持っています。
ワークの進め方によっては、ジャグリングより盛り上がることも!?
施設での活動にもオススメです。

ぼたもち堂では、ジャグリングの鑑賞と体験ができるプログラム
「みて、ふれて、感じるジャグリング!」
をお届けしています。
ジャグリングを通して「ものが動く面白さ」「からだを動かす楽しさ」をお伝えします。
「施設に呼んでみたい!」と思ったら、お気軽にメールフォーム、LINE公式アカウントからお問い合わせください。

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